こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
業務や役割を後輩や部下へ任せたいけど任せられない。
そんな人がリーダーがいますね。
その現象は任せる側と任される側、
両者に原因があります。
ですがパワーバランスを考えると
任せる側がより工夫することが求められます。
なぜ任せられないか?
1.完璧主義思考と失敗への許容力
「完璧主義思考」が任せることを遠ざけます。
こだわりを持って自身の業務をやられている方は、
細かい所まで創意工夫されています。
しかし教える時、任せる時に
この「細かい所」まで教えきることは難しい。
センスに近い領域のこともあるでしょう。
細かい所に気づけない彼・彼女の行為は、
ヌケ漏れに映ります。
もしくは「細かい所」まで真似ができないことを
「意識が低い」と判断し、
姿勢や能力を疑問視して信頼をおきません。
最初なんてみんな60点でOKかと思います。
それ以上できたら優秀と思えばいい。
もちろんずっと60点だと成長がないし、
クオリティが低いですから、
次回は65点、その次は70点と
段階的に求めていけばいいですよね?
「最初は完璧ではなく60点で良しとする」
そのパラダイムが必要です。
残りの40点分を失敗と捉えるかもしれません。
望んで失敗する人はまずいません。
失敗を一度もしない人もいません。
完璧主義思考の人は、
「失敗を想定して温かく見守る」
そんな我慢強さ、気長な気持ちが必要ですね。